ウェブ解析士のナルキです!
この記事では、ワードプレステーマのAstraに最新のGoogleアナリティクス(GA4)を設置する方法を解説します。
実際の画面を説明画像として使っているので迷わず設置を進めることができます。
- 自分でアナリティクスを実装したらサイトの表示が崩れてしまった…
- 実装方法を見て取り掛かったけど途中で挫折した…
- 自分で実装したらサイトが真っ白になって見られなくなった…
- 実装してみたけど、ちゃんとできているか結局わからない…
意外と落とし穴の多いアナリティクス実装。
サイトのトラブルになる前に、ナルキの格安・即日対応の実装代行にご相談ください。
Google アナリティクスとは 無料のアクセス解析ツール
Googleアナリティクスとは、Googleが提供するウェブサイトやアプリのアクセス解析ができるツールです。
基本的な実装で得られるGoogle アナリティクスのデータについて
確認できる内容 | アナリティクス上で計測できる情報 |
---|---|
どこから訪れたのか | ユーザー獲得(自然検索・SNS・メールなど) |
どんなユーザーなのか | ユーザーの市区町村 デバイスカテゴリ(PC・モバイル・タブレット) システム(Windows・Mac・ios・android) 新規・リピーター |
どんなページを見たのか | ランディングページ(最初に訪れたページ) ページ(各ページの閲覧回数) |
また、Google アナリティクスに追加の設定をすることで得られるデータの一例も紹介します。
追加設定できる内容 | アナリティクス上で計測できる情報 |
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Googleサーチコンソールとのリンク | Googleアナリティクス上でサーチコンソールのデータを確認することができようになる。 |
Goolge広告とのリンク | Google広告のキャンペー名・キーワード・クエリ Google広告からのアクセス数・費用・クリック単価 Google広告へのコンバージョン設定・リターゲティング設定 |
コンバージョン | サイト上でのゴールの達成回数(お問い合わせ・資料ダウンロード・LINE登録・リンククリック) |
Googleアナリティクスへの理解を深め、自分に必要な設定をおこなうことでウェブサイトの改善や施策の選定などをなんとなくではなくデータをもとに進めることができます。
Google アナリティクスの最新版がGA4
GA4とはGoogle analytics4の略称で2020年10月にリリースされたものです。
GA4がリリースされまではGoogleアナリティクスのユニバーサルアナリティクス(UA)というバージョンで提供されていました。
2023年はユニバーサルアナリティクスからGA4に切り替わるタイミングで、とてもややこしい状況でした。
ユニバーサルアナリティクスは2023年7月からデータ取得が停止したため今では完全にGA4に切り替わって運用されることになりました。そのため現在ではGA4に関する情報が主流になりつつあります。
AstraにGoogleアナリティクスを実装する手順
それではさっそく、アナリティクスの実装方法を解説していきます。
ステップは4つにわかれていますが、自身の状況に合わせて各項目を確認してください。
AstraにAsta Hooksプラグインをインストール
Asta Hooksプラグインとは、phpファイルなどのややこしいコードを直接編集することなくコードを追加できるものです。
Asta HooksはワードプレスのAstraテーマを開発している人が同じなので互換性などに心配することなく使えます。
これでAstra Hooksプラグインが使える状態になりました。
次の工程ではこのAstra HooksにGoogleアナリティクスのタグコードを設定していきます。
Googleアナリティクスのアカウント作成
すでにアナリティクスのアカウントを持っている場合は次の GoogleアナリティクスからGoogleタグを取得にお進みだくさい。
こちらからGoogleアナリティクスのアカウント作成に進めます。
Googleアナリティクのサイトにアクセスすると、下記の画面が開きます。
『測定を開始』をクリックします。
ここから実際にGoogleアナリティクスのアカウント作成が始まります。
アカウントの作成
アカウント名は半角を2~100文字まで入力できます。
(ナルキの場合:naruki0123)
【アカウントのデータ共有設定】の項目に全てチェックをします。
チェックをしたら、【次へ】をクリックします。
プロパティの作成
上から順に解説していきます。
【プロパティ名】全角でも半角でも入力できます。
(ナルキの場合:ナルキ0123)
【レポートのタイムゾーン】日本でサイト運用してる場合は、日本を設定。
【通貨】コチラも日本でサイト運用してる場合は、日本を設定。
【詳細オプションを表示】設定しなくても問題ありません。
入力が完了したら【次へ】をクリック。
お店やサービスの詳細
上から順に解説していきます。
【業種】当てはまるものを選択。(わからない場合は大体でOK!)
【ビジネスの規模】当てはまるものを選択。
入力が完了したら【次へ】をクリック。
ビジネス目標
【ビジネス目標の選択】当てはまるものを選択。(わからない場合は大体でOK!)
選択が完了したら【作成】をクリック。
Googleアナリティクスの利用規約
下記画像のように【日本 】を選択すると日本語の表示することができます。
2箇所に同意する必要があるので注意してください。
2箇所目は画面を下にスクロールすると表示されます。
2つのチェックボックスにチェックを入れると【同意する】がクリックできるようになります。
データ収集を開始する
【プラットフォームの選択】webサイトの場合は、ウェブを選択する。
データストリームの設定
上から順に解説していきます。
【ウェブサイトのURL】
①http://かhttps://を選択する。
②ウェブサイトのドメインを入力する。
(ナルキの場合:https://を選択、narukilog.comを入力)
わからない場合は、運営しているウェブサイトにアクセスし、上のURLのバーをクリックすると確認できます。
【ストリーム名】ウェブサイトなどの名前を入力。
(ナルキの場合:ナルキ0123)
【拡張測定機能】チェクボタンが青になっていればOK!
入力完了後、【ストリーム作成】ボタンをクリック。
これでGoogleアナリティクスのアカウント作成が 完了しました。
GoogleアナリティクスからGoogleタグを取得
初めに、Googleアナリティクスの「ホーム」にアクセスする。
「管理」をクリック。
「管理」 の画面から左下の「データストリーム」をクリック。
「ストリーム」をクリック。
複数ある場合、Googleアナリティクスを実装したいサイトのURLと同じURLのストリームを選択する。
ウェブストリームの詳細画面を下にスクロールする。
「タグの実装手順を表示する」をクリック。
「手動でインストールする」をクリック。
コピーのボタンをクリック。
これで長々と書かれたコード(Googleタグ)を取得することができます。
Asta HooksプラグインにGoogleタグを実装
左のメニューから【Astra】を選択後、【カスタマイズ】をクリック。
GoogleアナリティクスからコピーしてきたGoogleタグをwp_headにペーストする。
最後に【公開】をクリックして内容を保存する。
これでAstraにGoogleアナリティクスを実装することができました。
Googleアナリティクスの実装が成功しているかを確認する方法
初めに、Googleアナリティクスの「ホーム」にアクセスする。
「管理」をクリック。
「管理」 の画面から左下の「データストリーム」をクリック。
「ストリーム」をクリック。
複数ある場合、Googleアナリティクスを実装したいサイトのURLと同じURLのストリームを選択する。
ウェブストリームの詳細画面を下にスクロールする。
「タグの実装手順を表示する」をクリック。
「手動でインストールする」をクリック。
手動でインストールするの画面の「テスト」のボタンをクリック。
Googleアナリティクスをサイトに正確に実装できている場合は、チェックマークが表示されます。
できていない場合は、「ウェブサイトで Google タグが検出されませんでした。」と表示されます。